畝たて整備された耕作放棄地（水田）
耕作放棄地に畝たてを実施
奈良市田原地区は、5年後に耕作放棄地が150ヘクタール出現すると言われています。農家は高齢化し、後継者は見当たらない状況にあります。なんとか、ならないものか。収益性の高いキウイを植えてみてはどうかとの発意のもと、地方創生事業を内閣府に申請し、耕作放棄地の解消に向け事業はスタートしました。キウイ栽培試験を行う場所は奥ヶ谷というまさしく山奥の谷合いの地です。田原地区は奈良市春日大社から自動車で15分のところにある盆地状の地区です。標高は400メートル。この地で、試験栽培のための施設整備をスタートしました。まずは、畝たてを実施。水田の耕作放棄地は、粘土質のため、一度、土地を掘り起こすことが必要でした。
秋訪問時の耕作放棄地の状況
